純正ハイシートのセミオーダ表皮張替え&ゲルザブ埋め込み
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普段の街乗りからワインディング、比較的イージーなダートそしてサーキット走行までこなすWR250X。
唯一の弱点が、モタード共通の悩み「短時間の乗車で発生するケツの痛み」。
自身も5年にわたって悩まされていた事象を"21世紀のハイテク座布団”を使って解決したお話。


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程度の良い中古シートをネットオークションで探して早3年、今年5月下旬にようやく落札したシートは、なんと新車外しの新品純正シート。ワイズギアの箱に入って送られてきた。
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中から取り出してみると、まがうことなき新品。落札価格は4100円だったが溜まっていたポイント全部使って、支払ったのは2700円というお買い得価格。
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最初から純正ハイシート(左)が付いていた自分の車両だが、落札した標準シート(右)と比べてみると、違いは一目瞭然。ハイシートは全体的にラインが幅広く、特にタンデムベルト前後の座面が広い。しかし、ケツが痛くなるのは変わらない。
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ハイシートは前部分こそ抉りが大きいものの、乗り手の大腿部をシートの側面に押し付けて車体をバンクさせる感覚を得やすいのは、標準シート。見比べているうちに、落札したシートをサーキット走行用にして5年使った純正ハイシートを張り替えに出すことにした。そして「ゲルザブ埋め込み」。
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前回アドレスV100を張り替えた際に相談・依頼したスズキワールドで茗荷シートの生地サンプルを貸してもらい、一晩じっくり考える。
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上面は某ブランドバックもどきの「オーストリッチ柄」を選択。
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左右側面は、純正と同じ素材のノンスリップタイプの朱色。

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ワンポイント効果の大きいタンデムベルトは、80年代イメージの金ラメ。
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ちなみにタンデムベルトは、スケベイスをイメージしたわけではなくホイールの金ストライプに合わせた選択。
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肝心なのが「どこにゲルザブを埋め込むか」の位置決め。使用するゲルザブは、本来SSのタンデムシート用サイズなのでオフ車のシート幅には到底収まらない。そこはプロのシート職人にお任せして造り込んでもらう。
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昨日(2016年6月11日)の袖ヶ浦フォレストでのサーキット走行の帰りに受け取りにいくと…イメージ通りの配色のカスタムシートが鎮座。
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「ファッションモタード!」と揶揄されそうな配色だが、機能性は最高。
お尻にバツグンに優しいシートが出来上がった。ちなみにゲルザブは商品説明ページ見ると、餅のような弾力のように見えるが表皮張り替えと同時装着だと、表皮自体の硬さが変わるので柔らかすぎず硬すぎずの座り心地になる。

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今朝は奥多摩まで約200キロほど峠散歩してきたが、行き帰りの道中でのケツ鈍痛は皆無。これまでは120キロほどの距離でキリキリくる鈍痛が発生していたのが「柔らかな疲労感」程度の間隔に変わっていた。
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今回の張替えにかかった費用は、シート表皮&タンデムベルト張り替えとゲルザブ代、往復の送料込みで35000円。ワイズギアのロー&ワイドシートが28000円であることを考えると費用対効果はかなり満足度が高い。これからのツーリングシーズンで大活躍するシートができあがった。